アディポネクチンの薬を東大グループが開発している

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東大グループがアディポネクチン薬を開発

今回の一連のアディポネクチンの発表は、
アディポネクチン受容体の活性化が期待できる新薬の種を発見した という発表でした。
ここで注意しなければならないことは、
アディポネクチンそのものを摂取するということではありません。
アディポネクチンを摂取しても、体内に取り込まれる前に消化分解されてしまい、全く意味がなくなってしまいます。

今回発表された新薬は、アディポネクチンの作用を細胞内に伝えるアディポネクチン受容体を
活性化する内服薬(低分子化合物)の種ということです。
この内服薬の種は、糖・脂質代謝を改善させるだけではなく、
生活習慣病により短くなった寿命の回復が可能ということも研究により明らかになりました。

アディポネクチン受容体は、糖尿病や肥満により低下する作用があります。
東大チームはここに着目しました。アディポネクチン受容体の作用を強化し活性化させることにより、
抗糖尿病、抗メタボリックシンドロームについて探りました。
それだけではなく、肥満やⅡ型糖尿病が巻き起こす寿命の短縮を改善させられるのではないかと、
マウスを使って実験をしました。

その結果、糖尿病を発症しているマウスに運動をさせずに高脂肪食を与え続けてもこの内服薬を摂取させれば、運動とと同様の効果を発揮し、糖尿病・脂質代謝異常が改善されました。
また、内服薬を服用させた糖尿病のマウスと服用させていない糖尿病マウスに同じように高脂肪食を与え続けた結果、内服薬を摂取させたマウスの寿命の短縮が改善されました。

この内服薬は今後7~8年かけて開発を進めていく予定です。
薬として発売されるようになれば、様々な理由で運動や食事制限ができない方にとって
理想的な新薬となることは間違いありません。


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